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前編
後編




インプットは毎日の食事のように
CREATIVE TRAINという取材を受けました。
JR東日本の電車のモニターで写ってるやつです。1週間でしたが僕の顔が電車のモニターに出ました!インタビュー受けてる人たちがすごい方たちばかりで、オファーが来たときは正直ビビりました。
(自分の映像を自分で撮るという恥ずかしさ)
電車内は1分の動画ですがYouTubeに10分の前後編があります。
「タイムマシンがあったら過去と未来どちらに行きたいか」とかいつもなら聞かれないことを質問されて楽しかったです。コマ撮りに関係ない質問も多かったけど、コマ撮りに興味ない人も見るだろうからこういう質問なのかな。
インタビューされると自分の考えがまとまったり、自分の中に発見があって楽しい。みんなもインタビューごっこしたら面白いと思う。
そして今日の日記はこのインタビューの補足がしたい。
【 インプットは毎日の食事のように 】
この番組で絶対する質問があります。「あなたにとっての(大事な)インストールはなんですか?」という質問。僕は「いろんな作品を見まくることです」と答えました。映画、漫画、アニメ、小説、ゲームなどなどエンターテイメントコンテンツをいろいろと見てて、どれも自分にとってインストール(インプット)だと思ってます。
それをするようになったきっかけがあります。
前に一緒に仕事した人から聞いた話。
仙頭武則さんという映画プロデューサーで大学教授もされてる方がいて、仙頭さんが学生に話したこと。
「ご飯を食べるように映画を見なさい。ご飯は毎日食べるもの。映画もひたすら見て、その中で美味しいと思うものがあったら自分で作ってみて、友人に食べさせなさい。」
これに感銘を受けました。スッと理解できたし肩に入ってた力が抜けました。インプットだと意識すると「何か吸収しなきゃ、勉強しなきゃ」みたいな気持ちになって疲れるんですけど、そんなの関係ない。毎日ご飯を食べる様にとにかく見る!見まくって、よかったら作る!友達に見せる!
だから見まくってます。
どういう演出なのかを考えながら見ることもあるけど、考えずに見てても自分の中には蓄積されるものがあるはず。その蓄積も大事
何か1つ見たら1つアイデアが出るということもあるけど、大体はそんな1対1対応したものではなくて、見た経験が自分の中にちょっとずつ蓄積されてって、その蓄積されたものが集まって化学変化を起こして自分の表現になるんじゃないかな。
【つまらない → 自分だったらどうするか】
それともう1つ。ハンター×ハンターの冨樫先生がやっているという「面白くないものを見たら“自分だったらどうするか”を考える」という方法もやってます。面白くないと思う原因を考えて、どうしたら面白くなるかのアイデアを出す。アイデア出しのトレーニングになるし、自分の好みの確認にもなる。そうやって自分が気になる部分というには人と違う個性の現れだと思う。
そんな感じでインストールとかやってます。補足でした。
【 インプットは毎日の食事のように 】
2022.03.07