ピクニックをゆっくりと
ゆっくりやったほうがいいなと思った話。
【タイピング】
僕、タイピングをそこそこ速く打てるんですが、
ミスタイプも多いからたくさん打ってたくさん消す
みたいなことが多いんですね。
タイピングで書くスピードって思考するより早いから、
便利な時もあるけど逆によくない時もあるなって思う時もあります。
手書きで文字を書くと自分の思考をゆっくり掴めるから
考えをまとめるのにむいてるなと思ったり。
それで、打つ時に心の中で音読しながらゆっくり打ったら
タイプミスが全然減りました。
指もちゃんと動く!結果的に早いかも。
みんなはどうやってるんだろう。
【ペン】
もう1つ、遅くしたら良くなったのが絵を描く時のペンの速さ。
前までなんとなくシャッシャッて速く描いてたんです。
上手な人ってそう描くから。
でも僕はそこまで絵が上手くなくて、描いた線をなんども消すハメになるんですよね。一発でいい線が描けないから。
「漫勉」を見てた時に伊藤潤二さんのペンがすごい遅かったんですよね。ジワジワ描く感じ。ホラー漫画なのでそのジワジワ感がホラーの雰囲気になってるんだなって思ったんですが、
その時に「あ、速くなくてもいいのか」って思って
自分で絵コンテを描くときにゆっくり描いてみたんです。
じわーって感じ。そしたらミスがへりました。
ペンの勢いは全然ないんですが、僕の絵コンテは説明する図だから
ニュアンスよりも正確さがほしいので、これがすごい良かったです。
【読書】
僕の読書の仕方ってここで書いたことあったかな。
僕は読む本をつねに3冊くらいを同時に用意してます。
・電車に乗ってる時に読む本
・トイレに置いておく本
・リビングや仕事部屋に置いておく本
電車のときは文庫本や電子書籍。トイレは少し大きなサイズの本。
あと寝る前とかに読む本。
この3つの内、小説が2つだとストーリーがごっちゃになるから、
小説は1冊まで。
中学生くらいから本をよく読むようになったのですが大学でるくらいまでずっと小説ばかり読んでました。高校生のころはずっと森博嗣と京極夏彦ばかり読んでました。このふたり出版ペースが尋常じゃないから読んでも読んでも追いつかない(笑)最近好きだった小説は『三体』と『プロジェクトヘイルメアリー』どっちもすごい良かったです。
でも最近よく読むのは、映画の技法に関する本とかビジネス系の自己啓発(?)の本とか仕事に役立つ本が多めです。
積読はつねに20冊くらいあるし、買ってないけど読みたい本もメモしてるのだけで30冊ある。
もし時を止める超能力があったら、時を止めて1ヶ月くらいずっと読書してから日常生活に戻ってくるっていうのを定期的にやりたい。あと映画を見まくるとかもいいな。
それで読む速さなんですが僕は速読はしません。
トイレに置いてる本も、1回に1ページか2ページしか読まない。家にいること多いから1日に5ページくらい進む感じ。
こんな感じで大体1年に10冊から20冊読んでます。
僕にとって読書は情報の入力というよりは体験なので、人生のどういう時にどういう本を読んだかっていう生活とあわせた記憶にしたいと思ってるのです。だから読書が早すぎるのは嫌なのです。ピクニックを急いだらつまらんやん、と。
【ピクニックをのんびりと】
2023.07.26