『凪のお暇』を読んで思った、クリエイティブな趣味を持つこと。
漫画『凪のお暇』について。
この漫画は主人公が自分とか親とか人生とかに苦悩する話なんですけど、読むの辛くなって離れてたんだけどいま読み直し中。今後どうなるのか。
この漫画の中で個人的に衝撃だった話をしたい。主人公の凪とその元カレのシンジがいまして、凪が中華ドレッシングを自作したことをシンジが思い出すシーン。(1枚目の女性と2枚目の女性は今の彼女と元カノの凪で別の女性)
「自分を愛すること」
まずドレッシングを自作することを貧乏くさいって言う人がいるのかと衝撃でした。そういえばお菓子作りを貧乏くさいって言う人のエピソードをネットでことあるな。でも自炊することって安くすませるだけの話じゃないよね?
洋服を作る趣味って生地だけで数千円するし、ミシンは何万もするし自分の人件費を考えると全然高くなる。お菓子も作る時間や道具代まで考えたら大量生産品を買う方が安い。家具作りも買ったほうが早いし安い。
これはお金の話じゃなくて、自分のために服を作ったり、自分の家のサイズにピッタリのものをつくるっていうのは、自分の生活を温かく見つめるっていうことで、自分を愛することだと思うんですよね。
ドレッシングの自作も同じで、自分の好みに味を変えるってことは自分を愛するってことだと思う。
逆にメーカーが作った服ならSMLの3種類しかなくて、みんなが自分の体型とちょっとずつ違う服を着ることになっている。その方が大量に作れて安くなるからっていう効率化を優先してる。でも自作なら自分にピッタリの服を着ることができる。手間もお金もかかるけど。
「クリエイティブな趣味をもつこと」
少し論点変わるけど、絵を描く、楽器を演奏する、俳句を読む、料理やお菓子を作るみたいなクリエイティブな趣味って、創作することのワクワク感がありますよね。これはお金では代替不可能。この面白さに触れてしまうと人生がすごいキラキラしてくる。これは安くすませようとか効率的にやろうみたいなコスパの概念とは全然ちがう世界。
僕の母親が40代のころ絵画教室に通い出したんですが、絵を描くようになって身の回りにあるものを見る目が全然変わったんです。花をじーっとみて「こんな形なんだー」「いろんな色があるのねー」って感心したり「こんど、これ描いてみよ」ってつぶやいたりしてました。1つクリエイティブな趣味を持つと世界を見る目が変わると思う。
そしてクリエイティブな趣味って1つ作ると「次はこうしようみたい」ってどんどん考えられて、終わりがないっていうのも特徴だと思う。
「お金を払う方が偉いという考え」
シンジは自分でつくる経験してないからそういったことを知らないんだろう。というか、たぶんだけどお金を払う人が偉いって思ってる。「お金を払わない=貧乏=ダサい」みたいな。お客の方が偉い。消費者の自分の方が偉い。お金をたくさん稼いでいる自分の方が偉い。シンジみたいなお金基準の人だと立場の上下を考えがちになるんじゃないかな。(読んでくとシンジの闇はそれだけじゃないんですが)
お金っていう基準だと発想が1次元的というか軸が1本しかなくって、値段が高い方がいいみたいな発想しかできない。
でもクリエイティブなことって、その上下関係から外に出ると思うんです。いろんな評価軸がうまれるから、多次元的になって良い悪いを簡単には比較できなくなる。そうなると自由になれる気がするんですよね。あーでも、上手い下手ってモノサシになると他人と比較して凹むから自由じゃなくなるけどもね。
難しいな。でも消費するだけ、お金を払うだけじゃなくて、創造するような趣味を持つと人生が豊かになると思うんだけどなーってのが
今日のまとめかな。
おやすみなさい。
2024.06.28


