断捨離のタイミングとDNA

断捨離をたまにします。
1度に沢山捨てるというのではなく、毎日1個何かを捨てるというもの。本当に毎日するわけではないので「あ、今日は何か捨てるか」って思いたって断捨離します。どういう時にそんな気持ちになるかというと、1日ごろごろしててろくに仕事をしなかった日かな。断捨離すればちょこっとだけ何かを成し遂げたような気持ちになれる。

何を捨てるかというと、明らかに着なくなった服とか穴があいてる靴下とか、無駄に多いボールペンとか、何十本とあるUSBケーブルとか。そういうのを断捨離の気分のときに1つずつ捨てるんです。

断捨離をしばらくやってみてわかったんですけど、物が多い状態より少ない状態の方が日々の生活が楽ということ。(全てがそうとは言えないけども、とは断っておいて)

例えば服。いつか着るかもしれない服をためてタンスがパンパンになってると、毎日服を出し入れする時に大変なわけですよ。欲しい服がすぐに見つからないし、しまうときはギューギュー押し込まないといけないし。2〜3着くらい服を減らしたら、スペースに余裕ができて取り出すのもしまうのも楽。それに気づいたときにちょっと感動しました。いつかその服を着るかもという未来の1日のためにその前の364日が圧迫を受けているんですよ。そして、そのいつかって実は来ないし、そのいつかが来たときにその服が無くっても別の服を着ればいいんですよね。服をちょっと減らすと365日が快適。

ボールペンもそう。沢山あっても困らないって思ってたけど、ボールペン以外のものを見つけるのに時間がかかってたわ、って気づきました。つまり沢山あって困ってたわ。

「これは捨てようかなー?どうしようかなー?」って悩むわけですが、1度捨ててしまえば後悔してももう遅いから、悩む必要がなくなる!!後悔しつづけたらマズイですが、悩まなくなるというのは気分が楽になると思いました。

捨てるのを毎日するってのがよい気がする。一気に捨てて失敗することもないし、徐々に自分に必要な数を見極めていくのがよい。じっくり生活を見つめ直すって感じ。

ここですごい余談をしますね。生物のDNAの長さって生物の種類によってマチマチらしく、進化してる方がDNAが長いとかってこともないそうです。それで一番DNAが長いんじゃないか、と言われてるのがとある両生類なんです(名前は忘れちゃいました)。その話を大学の先生から聞いたんですけど、先生曰く、その両生類は水中から陸上に上がる進化のころ生き物なので、水中の呼吸と陸上での呼吸の両方の遺伝子を持ってるってことなのでは、と。その後に進化した生き物は肺呼吸の1択になってるから、いらない遺伝子は無くなったんじゃないかと。先生はそういったんですよ。

つまり、変化するときは持ち物が増えちゃうってことですよ。そのあと、方向性を見定めると捨てれるものが分かってくる、という話なんじゃないかなー。

だからね、若い人は断捨離しなくていいかなーって思うんだよね。してる人がいるのかしらないけど。
なんか、若いうちは色んな欲望にしたがって、趣味とかも増やして、物をふやして、煩悩も増やして、仕事における武器も増やして、物が一杯の生活をしたらいいと思う。そして、あるていど歳をくってから、自分に必要なものを取捨選択すれば。

断捨離に限らず、ライフハックにおいて、そのやり方が為になるかどうかって人によるけど、その中の要因に年齢があると思う。
15分の昼寝がよいって話は若い子にはむりじゃんって話。若い子はがっつり寝ちゃうじゃん。10代と20代と30代では睡眠の質とか新陳代謝が違うから、それぞれに適した睡眠時間と昼寝の方法があるはずだよね。

そういうのがわからずに、僕は色んなライフハックに手を出して長続きしなかったのもいっぱいありまして。なので、ここでも「生活を便利にしていこうのコーナー」は書くけど、誰に適してるかどうかも考えていきたいのです。

断捨離を勧めるのを若いかそうでないかって書き方にしてしまったけど、ようは変化したいかどうかってことであって、若い人は変化してたらいいと思うし、変化している人は若いってことでいいんじゃないかな。僕は断捨離してますが、若いつもりですよ。若いつもりですよ。