その新入社員、研修期間めちゃめちゃ長いよ
前回の日記の続き
上司と部下という考えは数年前から思いついてましたが、
本当に心の底からそう思えるかというとそんなことは全然ないです。
家事について指摘されるとイラッとくることも多かったです。
それが最近は落ち着いてきてようやく文章に書けるようになった感じ。
素直にアドバイスを受け止められないなんて
プライドだけ高くてすぐ辞めちゃう新入社員みたいですよね。
“完璧に仕事できる理想の自分”という空想上の生き物が頭の中にいます。
だからミスを指摘されると恥ずかしいし悔しいし、
「仕事できて凄い!」って言われたいのにそうなれなくて
日々歯ぎしりしてます。
役所でやってる出産前の夫婦向けイベントに参加したときのこと。
パパグループとママグループで別れて
「パパからママへお願いしたいこと」と
「ママからパパへお願いしたいこと」を発表するのがありました。
パパからママへのお願いで一番多かったのは
「何をしてほしいか言ってほしい」というもの。
手伝いたいけど、どう手伝っていいか分からない。だから教えてほしい。
積極的にやりたいという気持ちから出た言葉。
だけど最初から自分がサポート役だと思ってて当事者意識がやや低い気もしますね。
そして言われないと分からないという無能さ。
もともと女心を察することもできませんしね。
洗濯物がたまってるのが見えても言われるまで畳まないですよ。
当事者意識が低いから。
本当に仕事ができる人は指示がないときに自分で仕事を見つけて動きます。
そしてママさんからパパへのお願いで多かったのが
「言われたら“ハイ”だけ答えて動いてほしい」というもの。
ほんと笑っちゃいますね(笑)
パパさんは言われたら家事するよって気持ちのはずなのに
指示を出されたら何か言い返したり自分の考えを言いたくなるのです。
自分が正しいと思ってるから。
けど仕事をわかってる上司からしたらそんなペーペー新入社員の意見なんかどうでもよくて、会社を無事に運営するために黙ってさっさと動いてほしいわけですよ。
この話を友達パパに言ったら
「ハイだけ言ってたら自分の大事なものを失う」って言ってました。
そうだね、たぶんプライドを失うね。
プライドっていい風に働くこともあるけど、
よくない方向に働くこともあるよね。どうしたらいいんですかね。
さて僕はどうかというと、家事は自分で動けるようになりました。
洗濯ものをするのも、食器を洗うのも掃除もだいたい自分からできます。
これは何年もかけて訓練された結果ですね。
新入社員がようやく仕事を一通り覚えたってことでしょう。
何事も時間がかかります。
2019.04.10
【 その新入社員、研修期間めちゃめちゃ長いよ 】