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True Love Story

こんにちは。
みなさん、元気ですか?僕は風邪をひきました。セキが酷くて寝れません。医者に行って薬をもらって安静にしています。「忙しくしてて暇になったら風邪をひく」っていうのがパターンだと思ってたんですが、いま忙しい真っ最中なのに風邪をひいております。ご迷惑かけてすいません。

さて、そんな中、コマ撮りの新作を発表します。風邪を引く前に作ってきました。True Love Storyというタイトルです。ご覧あれ。曲がよいのヘッドフォン推奨です。

これが何のための映像だったかの話をしたい。

僕が普段音楽でお世話になっている樋口さんが4月15日に結婚式をあげました。おめでとうございます!それでプロフィールムービーを作ってほしいと頼まれまして、いままでの恩返しのつもりで作りました。
脚本とキャラデザは青柳貴哉さん。青柳さんは樋口さんの中学校からの同級生で、樋口さんとお笑いコンビ「ギチ」をしている、天才という意味で変態な人です。

その青柳さんがストーリーを考えて僕がそれをコマ撮りにするという感じでした。
二人で喫茶店で会ってストーリーを考えましょうってなって
泰人「何かアイデアありますか?」
青柳「まず男がおって、自転車に乗ろうとして」
泰人「はいはい」
青柳「そしたらカゴに鯛の頭が乗ってるんよ」
泰人「はい(?)」
青柳「そしたら甲冑男が刀を振り回してバーッて来て、男は逃げるんよ」
泰人「ふんふん」
青柳「んで、男の首が切られて、甲冑は鯛を持って去るんよ」
泰人「なるほど」

(青柳さんの口調はなんとなく再現)

こんな感じで打ち合わせは進みました。とにかく青柳さんはアイデアが出てくるので、僕はそれの手綱をゆるーく持っていきました。

首からイチゴが出てくるのは僕が前に作ったモンキーデッドに似た感じの描写があるんですが、青柳さんがそれが好きだからどうしてもやりていってことで、僕としては同じネタをやるのは嫌いじゃないので今回もイチゴを使いました。

モンキーデッドこちら。

これの音楽も樋口さんに作ってもらってるんですが、僕がこんなのを作ってるの分かってるので青柳さんとタッグを組ませたというプロデュースなわけです。

それでストーリーを全部書き出したらとんでもない量になってて、ストーリーが決まってから結婚式まで3週間しかなくて、どれかシーンを削れないかなって思ったんですけど、青柳さんがね「いやー、自転車のカゴに鯛が乗ってるってネタはいつかやりたいと思っとんたんよ。実現したらまじ嬉しいわー」っておっしゃったのよ。これはどのシーンも削れないなって覚悟を決めて、死ぬ気で二週間で美術作りと撮影を終えました。残り一週間で編集。

コマコマ隊の大賀くんにも手伝ってもらいました。キャラは基本的に画用紙でできてますが、甲冑だけフィギュアを買って色を塗り直したり部分的に改造してやりました。

音楽は樋口さんの弟子の宮川祐史くんがオリジナル曲を作ってくれました。僕から「すごい曲!とにかくすごいのを!」というアバウトでひどい感じの曲のオーダーでしたが、みごとカッコイイ曲を作ってくれました。マヂありがとう。

とにかく楽しかった。こういう勢いでもっと作品を量産できないだろうか。やる気の問題かな。

MacBook Proを買いました。

こんにちは。MacBookを買い換えました。

前のやつの動作がめちょくちょ遅くなったし、前の画面が13インチだったんですが、15インチくらい広いといいなーと思っていたので。そんなことを考えたタイミングで新しいバージョンが発表されました。キーボードの上の方にタッチバーっていうタッチパネルがついたやつ。そっちはUSBのポートが無いのでやめました。1つ前のモデル、2015年発表のやつを買いました。新しいのが出たおかげで安くなったしなによりUSBのポートがあるから。コマ撮りの撮影の時に、カメラと繋ぐのにUSBケーブルを使うのです。ケーブル変換はありますが、そういうのをかますとデータ転送でエラーが起こる可能性があるからね。1日に千回以上シャッターを切って、1度のエラーもいやだからね。
今持ってるやつよりも賢いんだし。
ちなみに編集なんかもMacBookでやってしまいます。家にiMacも持ってますが、そっちの方が古いので賢さがちょっと弱いってのと、編集作業は小さい画面でも全然できるし、マウスなくてもトラックパッドで作業するのなれているのです。

パソコンを新しく買って最初にするのが単語登録です。ユーザー辞書に漢字変換とかをそこそこ登録します。「泰人」を真っ先に登録しますね。次にやるのが「コマ撮り」と「コマドリスト」、いまなら「コマコマ隊」「コマドリル」も登録。

それでここから便利な技的なものを紹介したいのですが、僕は「をを」と打って変換をしたら自分の電話番号が出るように単語登録してます。「ををを」と打って変換したら住所です。そして「ほりんご」って打ったらHotmailのアドレスが、「じりんご」って打ったらGmailのアドレスが変換で出るようにしてます。

もともとパソコンで使うアドレスを「ぎんりんご」で登録してました。最初に買ったパソコンが銀色ボディのG5だったので。そのあとHotmailとGmailを使うようになって「ほりんご」「じりんご」って。これ「ほっとめーる」とかに登録してると文章の中で「ホットメール」って打ちたい時に困るのです。なので絶対に文中に出てこない架空の単語にしました。「をを」とかもそう。「電話」とかって普通に文章に書くからね。
うーん、紹介しておいて思ったけど「ほりんご」は変だなぁ。「めあほ」(メールアドレスHotmailの意味)とかどうでしょう。

パスワードはそういう登録をしてませんが、キーボードを右手だけで入力できる単語にしてます。両手を使って入力するより楽です。それをスマホで入力するときには関係ないことになるけど。

ではでは、今日はこのへんで。

理由付けができるようになるトレーニング

前回の日記で理由付けの必要性みたいのを色々と書きましたが、今日はそのつづきです。

理由付けができる能力というのは感性というよりも言語能力です。必要なのは感性ではなく賢さです。なのでアートをしたい人には苦手だと思います。でもですね、理由をつけれる人の方がいい作品をつくれるもんです。それを今日は語ります。

なぜ理由がつけれないのか。どうやって理由をつけれるようになるのか。

理由がつけれないことの大きな原因に「選択肢の中から選んでいないから」があります。たとえばイラストを描きたいときに中学とか高校の頃にPainterやsaiとかのペイントソフトをはじめて知って、それ以来ずっとそれで描いてきた人に「なんでペイントソフトで描いてるの?」と聞いても「いや、これでずっと描いてきたから」としか言えません。でも水彩画や油絵や色鉛筆を一通り触った上でデジタルツールを使ったとしたら「これにはこういう特性があって、こういうのに向いているから使っている」と理由が説明できます。それぞれの長所と短所を分かった上でツールを選ぶ。そうすれば、選んだツールの特性に合わせて絵の内容も変えれたりして、作品はさらに力を増すでしょう。

でも自分が選択肢を1つしかしらなかったら、そのツールがもつ長所も理解しきれません。そのツールを使ってる理由も説明できません。だから、自分がやろうと思っていること以外の選択肢を知っておけ、という話です。

実際に自分で作れるのなら、1度は手を出しておくべき。映画とかだとそう簡単には作れないから、他人の作品を多く見ておくということ。

コマ撮りを作るならコマ撮りだけでなく、実写映像と3DCGのアニメーションとどう違うのか、それぞれ何が得意で苦手なのかを考えます。

いろいろな画材を使えるようにするのは自分の武器を増やすという形だし、コマ撮りに対して実写や3DCGを見るのならライバルについて知るという形になりますが、どちらも多くある選択肢を認識した上で自分がどれを選ぶかということです。

理由を言えないのはこの選択肢の多さを認識してないからです。いまは技術的な例えでしたが、かっこいい or かわいい、テンポがいい映像 or スローな映像、日本的 or 欧米的、とかとか作品の方向性や演出にだって多種多様な選択肢があるんです。それを認識しておこうということ。

単純な言い方ですれば、知識と経験が少ないのが理由付けが苦手な原因ですね。知識と経験があれば、そこからいろんな理屈をこねれるようになります。

とは言っても作品を作るときは理屈よりも思いつきがきっかけだし、最初からわりと完成形のイメージが出てしまうでしょう。そんなときも「こうではなく、こっちにしたらどうなるか」を考えるといいです。そして一人で考えるだけでなくその別案を友達に聞いてみるといい。「そっちがいいね」と言われたらそこには何かがプラスな理由があるわけで、そのプラスの要素が作品全体の方向性とあっているかどうかを考えるきっかけになります。そして「変えない方がいい」と言われた場合も同様で、変更したら何かマイナスがあるから変えない方がいいとわけで、作品全体の方向性と何がずれていたのかを考えるきっかけになります。

だから自ら選択肢を一度増やすことを考えるべきです。もしもキャラクタの性格が違ったら、あるいはキャラの性別も違ったら、この形が違ったら、色が違ったら、アングルが違ったら、たらたらたら。プロはそういう他の可能性について真剣に考えます。打ち合わせのときに他の可能性をあげまくります。そして散々話し合ったあげくに「やっぱ、最初のがいいね」となることだって頻繁にありますが、そのときには「なぜこれがいいか」をしっかり言えるようになっているわけです。「他ではなくてこれがいいんだ」と言うために他を考えておくということです。

というわけで選択肢をいろいろと知っておくのが理由付けができるようになる方法だと思うのですが、それとは別で友人から聞いたトレーニングを紹介。それは

「好きな作品の好きな理由を説明する」

これですね。まさにそうだと思う。なぜそれがいいのか理由を考えていれば、自分の作品のときも理由を思いつけれるようになると思います。あとこれ文章にした方がいいと思います。日記とかレポートみたいにかな。文字にするいうのはぼんやりしたイメージに明確な形を与える行為なので。自分の考えがはっきりしてくると思います。また理由付けは他人に話すことなので、言葉で納得してもらわないといけないので、あらかじめ言葉でトレーニングするのは有効です。

逆に「つまらないと思った作品のつまらない理由を説明する。自分だったらどうするかを考える」も有効だと思います。これはこれで面白い。

まとめた結論を言うと「感性だとか直感だとか、ぼんやりした思いで作品を作ってる場合じゃない!いろいろと考えなさい!」ということだと思います。

お互い、がんばりましょう。