インプット・アウトプットのバランス

2018年9月です。
なんか急に寒くなってきましたね。ちょっと風邪気味です。気をつけないと。

【ピエロの後でやるタスクリスト】
ピエロを作って居るときに、観たい作品とか調べたいこととか部屋の掃除についてとかやりたいことを「ピエロの後でやるタスク」というリストにまとめていました。制作に集中しようと思って。ピエロが完成してタスクの数をかぞえたら150くらいあって(笑)。それをいまこなしてたりします。

「嘘喰い」を全巻読むとか「トリコ」を全巻読むっていうタスクもあったけど、終わりました。あとは仕事部屋の模様替えしたり、粗大ゴミだしたり。

【インプットとアウトプットのバランス】
それと積極的にインプット作業をしてます。ピエロ作りながら考えていたのは「もっとコマ撮り作品を見ないとなー」ってことでした。僕じつはコマ撮りとかアニメーションの歴史とか全然勉強しないで独学でけっこうやってきたんですよ。ユーリノルシュテインとか知ってたけどちゃんと作品を見たの30歳になってからだったり。

とんがった考え方としては「そういう有名な作品を見て、影響を受けまくってそっくりな映像をつくってる学生を知ってるから、そうなんないとこー」みたいなことも考えたり(笑)でも、勉強不足かなって意識が強くなったので、コマ撮りのDVDを20個くらい買ったんですよ、ダダダダーッと。いまそれを1つずつ見てます。ウォレストグルミットも5個買って見てるところ。そういう有名どこをいまごろ勉強しているかんじ。

コマ撮り的なインプットもしてるし、そうじゃない映画(いわゆる普通の映画)も見たくなって「悪魔のいけにえ」とか「ゴーン・ガール」とか「ペンギンハイウェイ」とか「フリクリ・オルタナ」とかそんなのも見てます。
フリクリのスタッフロールが知り合いが作っててびっくりした。すごい。

ホラーとかSFとか好きです。好きだけど、こういうのが自分の作品に影響を与えているかはわからないなぁ。

そんで最近は新作を作りたいなと思ったりしてる。

インプットとアウトプットがあって、人それぞれのバランスがあるんだと思うのですが、片方に寄っている人っていいなと思う。インプットをほとんどしないで作品作りだけできる天才といわれそうな作家さんに憧れる。他人の作品とかを見なくても、普段の生活がインプットになっている作家さんも、無限に作品を作れそうでうらやましい。

あと逆にオタクとかってインプットばかりで生きていけるってことだと思うんですけど、それもすごいなって思う。作品を作っている自分からするとインプットすると何かしら新しい作品作りのことを考えてしまって、インプットばかりしていると胃もたれみたいになります。でもオタクたちはいくら食べても平気。ツイッターとかで感想を書いたら(少しのアウトプットをしたら)つぎの作品のインプットにいける。

でも、僕はたぶんどっちもしないとダメで、作品を見てる時は「何か作りたいなー」って思ってて、作ってる最中は「何か見たいなー」って思ってる。どちらかにずっと時間をかけていられないのが、たまに嫌になる。バランスがとれればいいんでしょうけど、常に偏っているような気になるよね。

ではでは、みなさまもご自愛ください。