お客さんの評価を気にしない話

小説家の森博嗣の本で書いてあったことなんですが

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新作を発表すると
「今までで一番面白かったです」というお手紙と
「今までで一番面白くなかった!」というお手紙が半々届く。
毎回、半々届く。

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だそうです。

半々かはわかりませんが僕も似た経験があります。コマ撮りを作って友人とかに感想を求めるわけですが、1人目が「いいね」って言ってくれていい気になってると2人目で「よくないね」って言われて凹む。逆もあります。良くない、って連続で言われたあとにベタ褒めしてくれる人が現れるってことも。

それで、全体として良い評価が多いのが良作なんだと思いますが、それでも良くないって言うお客さんも何%かはいるわけで。良くないってみんなが言ってる作品にだってファンは居るわけで。

もう一人一人の感想に一喜一憂してらんねーよ!という話かもしれない。

まあ、一喜一憂するんですけどね。

そういうときに、森博嗣の「どちらも半々いる」という言葉を思い出すと、少し気が楽になります。