自分の評価があてにならない話

これはアニメ監督の新海 岳人さんが言ってたことで、そうだよなーって思ったことを紹介したい。
(ちなみに新海 誠ではありません。『かよえ!チュー学』『あはれ!名作くん』とかの監督)

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自分が作品を作って「これはよく出来た!90点くらいの出来だろう!」と思って発表しても、お客さんのリアクションは80点とか70点くらいだったりする。
逆に「今回はダメだったなー。50点くらいの出来だわ」と思って発表しても、お客さんのリアクションは60点とか70点だったりする。

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多分、この話は8年か9年くらい前に聞いたんです。

作品というのはお客さんに見てもらってなんぼなわけですが、自分が思っている評価とお客さんが思っている評価は全然違うという話です。
良いと思った部分が伝わってなかったり、逆にそこがよくないと言われちゃったり。自分が悪いと思っている部分をお客さんは全然気にしてなかったり。しかも自分がまったく気にせず作った部分に注目をして「ここの演出がいいね!」みたいな反応をしてくるお客さんもいます。予想外の反応で戸惑うこともしばしば。

良くも悪くも、自分の評価はお客さんの評価と違うという話。

だから自分の評価は気にするなという話。

気にせず作れ。