『NOISY HEAD DISCOTHEQUE 2.0』

自分の映像の紹介をしていこう。

NOISY HEAD DISCOTHEQUE 2.0

ノイジー、ヘッド、ディスコテック、ニーテンゼロ
と呼びます。
頭がうるさい人達のディスコ。

2004年制作
芸工大2年生のときに作りました。
初めてつくった映像作品。

僕は大学に入ってから初めてパソコンを買いました。MacのG5(銀色のごっついやつ)。
高校の時は父親のMac G4(ちょっと透明で丸くてごついやつ)でインターネットやってたくらい。
芸工大に入学して、先輩たちが校内でアートっぽい展示会をしてて、
そこで自主制作の映像作品というものを初めて見て、
(3DCGで骸骨がバンド演奏してるやつ。リンキンパークの曲だったはず)
「個人で映像って作れるんや!」と感動。

そのあとIllustratorとAEを勉強して、
「イラレで書いた画像をキーフレームで動かせばアニメっぽいのができるな」と思い
1年生の春休み中ずっとこれの制作してまいした。

主人公が歩くアニメーションは20コマで描いてますね。
普通、歩くアニメーションて8コマとか12コマとか16コマとかで作るんだろうけど
アニメーションの勉強をしたことなかったら、そんな数字に。
4で割れるコマ数が便利なんです。2で割ったあとにもう一度2でわれると
ポーズの間を作っていきやすい。
ま、別にどんなコマ数でもいいんですよ、動けば。

歩くアニメーションが完成した時はすごくうれしくって、
ずーっとループ再生して眺めてたのを覚えています。
コマ撮りもそうですが、やっぱり動いた瞬間が一番感動します。

完成したときは石野卓球の『IN YER MEMORY』をBGMとして使ってました。
『MEMORY』って映画を見たんだよね。それのテーマ曲で、まんま使いました。
当時は学内の展示会でしか上映していなかったので、
著作権とか気にせず、みんな好きな曲をBGMに映像を作っていました。
『IN YER MEMORY』を知ってる人はわかると思うけど、
曲の途中でロケットが発射するSEがあるんだよね。
だから頭も発射したんです。

映像をとりあえず作ってみたい人は好きな曲のPVを作るのがおすすめですよ。
曲から映像をイメージしやすいですし、
Aメロ、Bメロ、サビ、間奏、とかって展開がすでにあるから
起承転結を悩まなくても曲に合わせていけば完成します。
楽なのでPVばっかり作ってたら実力つかないけどね、という釘も刺しとくけどね。

その数年後に出会った音大生のわたなべまさひと君に
映像からオリジナル曲を作ってもらって
それがTV BOYというタイトルなんですが、
それでYouTubeにアップしました。
曲を新しくしたのでタイトルに2.0を付け足したのです。
(わたなべくん、何年も連絡取ってないけど元気だろうか)

インターネットが発達して、いろんな人の経験や知識がすごい速さで人々に広まって
集合知とかがもっと発達した先に人類の次の進化があるんじゃないか
みたいなことを考えながら作りました。嘘です。