仕事論・創作論
2023年9月12日

テクニックの知識は、アイデアが出なかった時の保険として。

『物語の才能』『SAVE THE CATの法則』という脚本のテクニックを紹介して思い出したこと。
僕が学生だったころにはそういうのを読むのが嫌いだったということ(笑)
「僕はオリジナリティのある作品をつくりたい!だからそんな王道だとか、世にたくさんある作品の真似事はしたくない!!!!!!!」「他の人と似たくない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

思ってました。いまの学生さんたちにも同じ気持ちの人はたくさんいると思います。そういう人へのアドバイスを書きます。

「こういう構図でやると見栄えが良い」「この色の組み合わせをするとこういう印象になる」「脚本は起承転結がセオリー」とかとか、それが自分に合うときは使って、合わなければ使わなければいいです。

自分にやりたいことが明確にあるときは、たとえそれが王道じゃなくても、人にウケなさそうでもそれをすればいいのです。

そういう本で得られる知識は自分が困った時に使うための保険としておけばいいのです。

いろいろと作っていくと、「ここのシーンは絶対にこうしたいけど、ここのシーンはあまりイメージが湧かない」だとか「このキャラは描けたけど背景どうしよう」だとか、どうしていいかわからなくなることは大なり小なり出てきます。そういうときに「あの本にあったテクニックをちょっと使って、埋まらなかった部分を埋めとくか」という感じでやればいいです。

感性で進められなたっときに、理論で進める。

そういう保険として、あらかじめ本を読んでおく。

逆にテクニックばかりを知りすぎるとガチガチになってやりずらい。知識にとらわれて「こうしなきゃ!」ってなると最初の一歩を全然踏み出せないっことになるし、鵜呑みにしてそのテクニックばっかり使おうとするとバランスをくずしたりもします。

知識はゲットした後にしばらく自分の中で寝かせておいて、ふとした時に取り出すくらいがちょうといいと思います。

あと、作りたいものが目の前にあるなら、本を読まずに作ればいいと思います。

作ってる途中に知識を得て、目の前の作りかけの作品を修正するってすごいエネルギーがいるし、ツギハギの接木をしたみたいなことになる。得た知識がよすぎて、目の前の作品をズバッと捨てて新しくつくれたらそれはそれでいいけど。作ってる途中はあまり知識を得たくないですよね。

なので「作りたいものはいまないなー、ちょっと今日ひまだなー」ってなったときにYouTubeをダラダラ見るんじゃなくて本をちょっと読んどくとか、そういう感じでやればよいと思います。

がんばっていきましょう。

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